6月に前期実習、11月に後期実習を行っています。

 前期実習は1週間、後期実習は2週間です。

 実習期間中は中学部教室のパーテーションを取り払います。
 学部棟を工場に模様替えし、「健森商事」と名前を変え、企業からの委託作業をします。
 
校内実習  
  前期実習 (H29)  
県内企業から、商品への値札の取り

付けの仕事を受注しました。

受注した仕事は、 段ボール箱70箱

2,100点の値札付けです。

作業工程を分析し、中学部生徒が

それぞれ仕事を分担し、作業を行い

ました。 
   

運搬係によって、体育館から商品が運

ばれます。

 
値札にアンビタッチというプラスチック

紐をあらかじめ通しておくことで、作業

の効率化を図っています。
   
値札を付ける前に、30個入りの段ボ

ール1箱を自分の席に持っていきま

す。
   
生徒が所定の位置につき、それ

ぞれの商品に値札を付けます。

決められた位置に付けるよう、慎重

に作業をします。
 
 出来上がった商品は、順路に従って

検品場まで持っていきます。
   
 検品場では、決められた位置に値札

 が付けられているか、検品係が確

 認をします。
 
検品が終わったら、入っていた段ボ

ールに詰めなおし、検品済シールを貼

ります。そして完成品置き場から商品

保管場所の体育館まで、運搬係によっ

て運ばれます。 
 
一日の終わりには、作業前、自分

が立てた目標に対して、振り返りを

しました。 
   
校内実習中、企業の担当者の方に

参観していただき、作業環境の改善

への助言をいただきました。  
   
5日間の校内実習で、受注した

2,100点の値札付けを全て終えま

した。

実際に店頭で販売している商品への

値札を付ける作業は、生徒たちの

中に「責任を持って作業をする」

 という心情を育みました。
 
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