高等部:実習2週目(R6.6.25)

 校内実習も2週目に入りました。高等部は実習期間中、普段と異なる時程で過ごします。第1工場のインクトナー班は、9時の朝礼に間に合うよう登校し、日誌を記入して仕事開始時刻までに身支度を整える等、時間をよく見て行動しなければなりません。先輩が率先して動く様子を見て、1年生も自分から動くようになりました。作業の報告や確認等は、周りからの働き掛けを待つのではなく、自分から教員のところへ行ってできるよう徹底しています。実習期間中は、生徒も教員も「一つの職場」で共に働き、実際の職場を想定して働く経験が積めるようにしています。一方、第2工場では、朝礼後、日誌を書いたりラジオ体操したりと落ち着いて作業に入れるよう準備しています。午前中は、室内でサンプル剥がしを行っています。こちらもそれぞれ一定量ができたら定位置にいる先生のところへ行って、ジェスチャーや声で「できました」の報告を行います。午後は加工棟近くのハウスにて空き缶潰しに取り組んでいます。いずれもどれだけやったら終わりか見て分かるようにしたりタイムタイマーを鳴らしたりすることで、生徒たちは見通しをもって活動に取り組むことができています。また水曜日は余暇活動を設定しており、やりたい活動を選んだり友達や教員と楽しく関わったりしながら過ごしています。