後期実習終了(R7.11.28)

 三週間に及ぶ後期実習が終了しました。1グループでは、室内での封入作業とともに屋外で大豆収穫にも取り組みました。「時刻を守って行動する」については、多くの生徒が時計を見て行動を開始したり、友達に促しの言葉掛けをしたりする様子が見られるようになりました。大切なのは、実習が終わって日常生活に戻っても、自分で意識をもち続けられるかということです。実習でできるようになったことをどう定着させていくかは、大きな課題の一つです。2グループは、「数のまとまりができたら報告し、一枚シールを貼る」といったシステムを理解し、落ち着いて作業に取り組むことを目指しています。三週目はサンプル剥がし作業が終わりに近付き、砂入れや空き缶分別等の作業にも取り組みました。日々繰り返すことで、活動時間を示すタイムタイマーによく注目し、終わりの音が鳴るまで根気強く作業するようなった生徒もいます。少し時間が掛かっても気持ちを切り替えて自分から作業を始めようとする生徒もいました。それぞれが自分の課題に向き合った実習でした。産業現場等の実習をやり切った生徒も含め、ご家庭で実習のがんばりを認めるお声掛けをしていただければと思います。そして成果や課題について12月の進路懇談で共有し、次の実習や卒後の社会生活について相談をしていきましょう。