職業ガイダンスがありました(R6.7.16)

 7月12日の午後、1・2年生就労希望者とその保護者の方を対象に職業ガイダンスを行いました。岡山障害者職業センターより二人の講師をお迎えし、進路選択や身に付けたい力についてお話しを伺いました。始めはやや緊張した面持ちで臨んでいた生徒たちでしたが、余暇の過ごし方など身近な話題になると自分から挙手して答える様子も見られました。「あいさつの大切さ」がテーマのロールプレイでは、周りの友達と意見を交換しながら何が良くなかったのかやどうすれば良かったのかについて考えました。「話し掛けるときに、ちょっといいですか?と聞いたらいい思う。」と意見を述べた生徒がおり、日頃の生活の中で行なっている実践の価値に気付くことができました。

令和6年度 高等部2年生宿泊学習2日目(R6.7.10)

 宿泊したホテルで、バイキング形式の朝食をとりました。マナーを守りながら食べたい料理を選び、食後のアイスコーヒーまでおいしくいただきました。

 その後、両備ウェルネスで事業所についての説明を聞き、清掃体験をしました。実際の現場で使われている清掃方法を伺い、学校でも実践してみようと思います。また、社会人としての基本ルール(「あいさつ」身だしなみ」「連絡、報告、相談」「毎日出勤する」)という4つの必要なことについて教えていただきました。

 その後、イコットニコットにて昼食と買い物学習をしました。スムーズに注文やレジでのやりとりが行えるようになってきました。

 いつもと違う場所での活動で、緊張や疲れも見られましたが、次の活動内容や時間を意識して、2日間を通してみんなで活動することができました。

キャリア教育フェアにオンライン参加しました。(R6.7.9)

岡山県特別支援学校・支援学級キャリア教育フェアに本校の小学部から高等部までの児童生徒がオンライン参加しました。中学部の生徒は自分達が学部作業で製作した製品が展示されて販売されているところを見てとても喜んでいました。また、高等部2年生の生徒は宿泊学習で現地に行って販売の学習をしました。中学部の生徒は寄宿舎で一緒の高等部の先輩が画面に映ると「がんばれ」と声をかけていました。

令和6年度 高等部2年 宿泊学習1日目 (R6.7.9)

学園で出発式を行い、高等部2年生はタクシーと電車でキャリア教育フェアの会場に移動しました。

キャリア教育フェアでは、前半・後半の2グループに分かれて販売学習を行いました。iPadを使って呼びかけを行ったり、レジスターを使って会計を行ったりと一人一人がんばって販売することができました。

販売の後は、イオン岡山で買い物学習を行いました。ガチャガチャをしたり、マクドナルドでゆっくり過ごしたり、グループで協力して楽しみました。そして、夕食はイオンモール岡山内のダイアモンドステーキでステーキ丼を美味しくいただきました。

夕食の後はホテルに移動してお風呂に入ったり今日の振り返りをします。今日はみんなとても楽しく頑張ることがきできました。

実習報告会〜成果と課題を振り返ろう〜(R6.7.8)

 7月4日(木)の午後は、会議研修室で実習報告会を行いました。産業現場等における実習と校内実習を終え、自分が頑張ったことや難しかったことをまとめてみんなの前で発表しました。「◯◯の作業が分かってできました。」「次は大きな声であいさつを頑張ります。」等、一人一人が今回の実習で体験したことを振り返り、次の目標を考えていました。大切なのは「実習」だけを頑張るのではなく、「普段の生活」から意識して取り組むということです。返事やあいさつはその最たるものです。着実に力を付けていくためにも、日頃から実践を心掛け習慣化していきましょう。報告会の後は、1年生は「福祉事業所について」、2・3 年生は、「実習の礼状作成」とそれぞれの学年でまとめの学習を行いました。

高等部教室移転に向けて(R.6.7.1)

 高等部が生活している作業棟のトイレ改修工事が来週から始まります。そのため高等部は工事が終わるまで「加工棟」や「宿泊交流棟」へ拠点を移動します。その準備として、『健森クリーンサービス(清掃班)』が、力を合わせて加工棟の清掃に取り組んできました。主に各教室や廊下の床磨き、トイレ掃除、窓掃除や室外機等の清掃です。床磨きでは、整備が滞り長年の汚れが堆積した床をピカピカに磨き上げました。真っ黒だった床が美しくよみがえる様子や周りから感謝されることで生徒はやりがいを感じ、作業中も高い集中力を保って清掃活動に取り組むことができました。来週の月曜日の登校後に移動し、みんなで新たな生活拠点を整えて行く予定です。

寄宿舎:余暇活動『風船バレー』(R6.6.26)

今日の寄宿舎レクリエーションは、風船バレーを行いました。高等部の生徒は、午後も校内実習を頑張っているため不在で、小、中学部の舎生で行いました。「チームみんなが風船に触ってから相手のコートに返す」という簡単なルールで、棟対抗の3チームに分かれて対戦をしました。風船がどこに飛んでいくかしっかり目で追いながら、自分の近くに飛んできた風船に手を伸ばして落とさないように頑張りました。中学部の舎生が小学部の舎生をサポートしたり、風船を譲ったりしながら、普段の寄宿舎生活でのチーム力をしっかり発揮して、汗びっしょりになるまで全力で楽しみました。各棟のカラーが見える、ホッとなチーム対決になり、多くの舎生が初めて取り組むスポーツでしたが、しっかり盛り上がる楽しい時間になりました。おやつタイムのジュースが一段と美味しく感じられました!

高等部:実習2週目(R6.6.25)

 校内実習も2週目に入りました。高等部は実習期間中、普段と異なる時程で過ごします。第1工場のインクトナー班は、9時の朝礼に間に合うよう登校し、日誌を記入して仕事開始時刻までに身支度を整える等、時間をよく見て行動しなければなりません。先輩が率先して動く様子を見て、1年生も自分から動くようになりました。作業の報告や確認等は、周りからの働き掛けを待つのではなく、自分から教員のところへ行ってできるよう徹底しています。実習期間中は、生徒も教員も「一つの職場」で共に働き、実際の職場を想定して働く経験が積めるようにしています。一方、第2工場では、朝礼後、日誌を書いたりラジオ体操したりと落ち着いて作業に入れるよう準備しています。午前中は、室内でサンプル剥がしを行っています。こちらもそれぞれ一定量ができたら定位置にいる先生のところへ行って、ジェスチャーや声で「できました」の報告を行います。午後は加工棟近くのハウスにて空き缶潰しに取り組んでいます。いずれもどれだけやったら終わりか見て分かるようにしたりタイムタイマーを鳴らしたりすることで、生徒たちは見通しをもって活動に取り組むことができています。また水曜日は余暇活動を設定しており、やりたい活動を選んだり友達や教員と楽しく関わったりしながら過ごしています。

前期実習が始まりました(R6.6.17)

 14日(金)、実習に向けて決意表明式を行いました。そこで実習の心構えについて確認したり今回の実習で頑張ることを発表したりしました。「指示を聞いて正確にする」「報告を頑張る」「分からないときは尋ねる」など、一人ひとりが目標をもって臨みます。本日から28日(金)まで、2週間にわたる産業現場と校内での実習が始まりました。2、3年生は昨年度の経験をもとに仕事への取り掛かりもスムーズで、成長した姿を見せてくれています。1年生は、初めは緊張や疲れで座り込むこともありましたが、昼食後は気持ちを切り替えて先輩や先生たちと頑張っていました。産業現場においては、慣れない場所での初日でことさらに疲れていることと思います。水分を充分摂り、夜は早く休むなどして、最後までやりきることができるよう体調管理にも努めていきましょう。

環境班の取り組み(R6.6.10)

 環境班は、空き缶潰し、ペットボトルキャップのリサイクル、砂入れ、雑貨作りに取り組んでいます。雑貨作りでは、高等部の製品づくりに使用する部品を作っています。手指を使う細かい作業なので、個々に合わせた治具を使用し、集中して活動できるよう工夫しています。砂入れでは、決まった手順を確実に行うことで、均一な製品になるよう心掛けています。砂を袋に入れたらトントンと机上でならし、適切な量になるまで砂を入れます。それぞれのペースや作業量を調整しながら、目標に向かって頑張っています。