職業ガイダンス(R⒉10.19)

 岡山障害者職業センターから講師の方をお招きし、高等部1、2年生の就職希望者が『職業ガイダンス〜働くことについて考えよう〜』というお話を聞きました。障害のある方が実際に働いている色々な仕事の映像とともに、それぞれ必要な力や気を付けなければならないことも解説してあり、参加した生徒達は一生懸命に視聴していました。これから自らの進路を考えていくにあたり、自分がやりたくて自分にできることが仕事になれば理想だけれど、現実にはやりたくなくても仕事としてやっているうちに好きになるかもしれないので、「食わず嫌いをせずにやってみましょう。」とアドバイスをいただきました。最後に、会社が求めるのは専門的な知識や技能ではない。土台=つまり毎日ちゃんとする基本的な能力を身に付けることが大切であると教えてくださいました。ガイダンスを受け、自分の生活を見直し、今日から実践してくれることと期待します。

生活単元学習「いもほり」(R2.10.16)

春に植えたさつまいもが、大きくなりました。今日は、待ちに待った芋掘りの日です。いもの掘り方を聞いた後、さっそく畑に向かいました。「うんとこしょ、どっこいしょ。」「よいしょ。」と言いながら、楽しそうに大きな芋を掘り出していました。もちろん、つるの片付けも自分達で進んで行いました。

寄宿舎フェスタに向けて(R2.10.14)

いよいよ今週の16日に寄宿舎フェスタが行われます。A棟のブースでは、魚釣りをするので魚を舎生で思い思いに描いたり、得点を書いたりしています。また、B棟では缶積みを企画し、女子棟では健康の森の大きな地図を舎生全員で完成させるなど楽しい企画満載で日々準備を行なってきています。本番まで後2日、良い寄宿舎フェスタにしていこうと思います。

「先輩の話を聞く会」(R⒉10.13)

 今年の春、本校高等部を卒業した3名の卒業生が来校し、「先輩の話を聞く会」を開催しました。卒業生は、それぞれの進路先での仕事について、アフターケアで撮影したビデオを見ながら説明したり、毎日の家や寮での生活について発表したりして、沢山の大切なことを話しました。在校生はとても真剣な表情でビデオを見て一生懸命に卒業生の話に耳を傾けていました。質疑応答の時間には、生徒は積極的に手を挙げて自分が特に聞きたいことを質問し、先輩の方は想定外の質問にも臨機応変に答えました。半年前まで一緒に勉強したり寄宿舎で遊んだりしていた先輩の話を聞くことで、自分の将来の生活についてかなり具体的にイメージすることができました。また、卒業生にとっては、懐かしい後輩との再会でホッと一息つくことができて、『また頑張ろう!』という気持ちになったのではないでしょうか。

作業は大詰め(R⒉10.13)

今月末の健康の森学園「収穫祭と作品展」に向けての様々な準備や作業が大詰めを迎えています。高等部2年生は、自分達が栽培したミント、ラベンダー、ローズマリー、レモンバームなどのハーブの良い香りに包まれながら、作業学習の一つとしてハーブマスコット作りをしていました。今日は完成品の数を数えたら、イチゴがまだ3セット不足していたので、「イチゴを優先して作業を進めてください。」とのリーダーからの要請を受けて、それぞれの分担に従って丁寧に作業を進めていました。商品が完成したら、次はパック作業に移ります。収穫祭まで後、20日を切りました。
※今年度の「収穫祭と作品展」は、外部より入場できる方を園生の家族の方のみとさせていただいております。

球技(R⒉10.12)

 高等部体育の授業で、バスケットボールとボッチャに取り組んでいます。初回である今日は、グループに分かれて、それぞれ基本の動きを練習しました。バスケットボールのグループは、昼休みに体育館で楽しんでいる人もいますが、苦手意識が強くてあまり乗り気ではない人もいます。しかし、高く投げてキャッチしたり、友だちにパスをしたりして、ボールに慣れてくるにつれて、苦手だった人も見る見る表情が生き生きしてきて、笑顔になりました。ボッチャのグループは、初めて触る感触の球を、どのように扱うのかが分かるように、まずは的となるピンに当てて倒すボウリング風に、投げたり転がしたりする練習をしました。やり方が分かると面白くなり、ピンを倒して喜んでいました。

アンテナショップ「森のおみせ」に遠隔出勤(R2.10.9)

今年は感染症予防のため、中学部の生徒が実際にアンテナショップに行っての販売体験は中止しています。代わりに分身ロボット(OriHime)にアンテナショップに行ってもらい、生徒たちは教室から接客体験をしました。生徒たちはタブレットを使って分身ロボットを操作して、お客さんとのやりとりを楽しんでいました。

小学部「日常生活の指導」(R2.10.9)

自分が着たものを洗濯し、干して畳んで片付ける。児童にとっては、簡単なようでなかなか難しいことです。でも、健康の森の子ども達は寄宿舎でも学校でも行うことにより、どんどん上手になります。日々の積み重ねは、とても大切だと気付かされます。突然何でもできる人になるのではなく、小さなことを積み重ねて、成長していくのです。今日は、1組の子ども達が校外学習へ出かけました。きっと少し成長していることでしょう。